ダンボールの選び方

ダンボールの選び方 お教えします

特殊用途のダンボール選び 巻きダンボール

家具やテレビ、冷蔵庫など大きなものを梱包する時に使えるダンボール箱というのは、なかなかありません。もちろんそれらの製品を購入した時の箱を保管していれば話は別ですが、そんなものを保管していたら邪魔なのでたいていは処分していると思います。
こういった大きなものを発送したり、または引越し時に運んだりする際には何らかの梱包材が必要になります。
そんな時に便利なのが、巻きダンボールと呼ばれる製品です。名前の通り、巻くようにして使います。引越しの時に大きな荷物にこれを巻いている光景をよく目にしますので、プロの引越し業者も重宝しているようです。
もっとすごいものになると、自動車にこれを巻いて運んでいたという光景も見たことがあります。傷をつけられないものなどを梱包するには便利な材料ということなのでしょう。
ところで、巻きダンボールというのはどうやって入手するのでしょうか。専門の販売業者もありますし、ホームセンターでお店によっては売っているところがあります。
おおむね50メートルほどの単位で売られています。50メートルも何に使うのかと言われてしまいそうですが、引越しなどで使うと意外に1回で全部使ってしまったりするので、足りないなんて話も聞いたことがあります。

特殊用途のダンボール選び メール便ダンボール

メール便というサービスをご存知でしょうか。郵便局以外の運送業者が手紙などを送ることを前提として設けているサービスです。以前は規制によってそれができなかったのですが、規制緩和によって民間業者もやって良いことになりました。
やはり郵便局に対抗して生まれたサービスということもあって、送料は郵便局よりおトクです。それなら利用しない手はないということで荷物を送ろうとしたら、メール便の規格外だと言われた…こんなケースが後を絶ちません。そうです、メール便には所定の規格があるのです。
メール便をやっている主な業者はクロネコヤマトと佐川急便です。それぞれ「クロネコメール便」「飛脚メール便」というサービス名がつけられています。
ダンボール業界ではこうしたサービスにもしっかり対応していて、メール便の規格に合った製品が売られています。これはとても便利で、こうした専用の箱を使えば規格外の荷造りをしてしまう心配がありません。
しかし、サイズを知っていればメール便用のダンボール箱を自分で作ることもできます。3辺の合計が70cm以内で、厚さが2cm以内。そして最も長い辺が40cm以内というのが共通した規格なので、この形の箱を作ることができれば、それを使ってメール便を発送することもできます。

特殊用途のダンボール選び パソコン用ダンボール

パソコンを送るということは、本来であれば結構チャレンジャーです。なぜならパソコンは精密機器で、衝撃に非常に弱いからです。新品のパソコンは発砲スチロールなどの緩衝材にしっかりと入れられているので問題ありませんが、何らかの用件で使用中のパソコンを送るという場合には、かなりの注意が必要です。
パソコンが壊れるだけならまだしも、中に入っている大切なデータを紛失することにもなりかねないので、パソコンを送る際のダンボール選びには慎重になりましょう。
ところで、パソコンにはデスクトップ型とノート型があります。最近ではiPadなどのタブレット型というのもありますね。こうした多様な形のパソコンを梱包するのですから、それぞれの形に最も適したものを選ぶのは当然です。
ノート型やタブレット型というのは薄いので、デスクトップ型に比べると送りやすいと思います。専門の業者に頼むと、中に緩衝材が入った箱を購入することもできます。業者によってはデスクトップ用というのもあるようです。
こうした専用の商品を買っても良いですが、やはりタダではありません。ここまでのものを用意しなくても、普通のダンボール箱の中にしっかりと緩衝材を詰めれば安全にパソコンを送ることができます。

特殊用途のダンボール選び タトウ式ダンボール

ダンボールには色々な形や用途があります。以前であれば無かったような便利なものもどんどん開発されていまして、ここではその中のひとつである「タトウ式」をご紹介したいと思います。
箱というのは、バラすと1枚の大きな紙になります。これを展開図といいますが、展開図の状態になった箱というのは、もはや箱ではなく、ただの大きな紙です。それを組み立てていくことによって箱となるわけですが、最初からそういう状態で生産されるものがあります。それがタトウ式です。
1枚の大きな紙のような状態になっていて、形は十字。それぞれの十字になっているところを中央に折っていくと箱になるという仕組みです。その作業は、まるで広げた状態になっている風呂敷を畳んでいくようにも見えます。
それでは、このタトウ式というのはどういう時に便利なのでしょうか。
最もよく見かけるのは、CDやDVDなどを送る際の箱です。最近では郵送式のレンタルショップが大流行りですが、こうしたショップを利用するとタトウ式の箱に入れられて送られてくることもあります。返却の時もその箱を利用するので、タトウ式のダンボール箱が通し函のようになっているわけです。
タトウ式の箱はホームセンターなどでも手に入りますので、薄手のものを送る際にとても便利です。

箱に印刷しやすいダンボール選び

何かの宣伝やPR用にダンボール箱を利用したいと思う場合、箱の外側に何らかの印刷をすることも大いに考えられます。実際中身に商品などが入っている箱というのは、もれなく何かが印刷されています。
ここでひとつ思い出して欲しいのですが、野菜や果物などが入っていた箱というのは、どことなく印刷が雑というか、きめ細かな印刷とは言えない特徴があります。使い捨てのように使われる箱でもあることや、コスト削減のためにそれほど精密な印刷はしていないのかも知れない…。普通はそう思いますね。
それでは、今度は例えば家庭用のゲーム機やオモチャなどを買った時に、それが入っていた箱はどうでしょうか。写真も入ったきれいなデザインが施されていることにお気づきかと思います。この違いは何でしょう?
これは素材がそもそも違うのです。似ているように見えても、ダンボールには素材の違いがあるので、印刷向きの厚さや表面のコーティングなど、条件を整えることによってこのような美しい印刷を可能にしているのです。
荒い印刷になっても丈夫なものを選ぶか、それとも印刷の美しさに重点を置くか。これによって、素材選びが変わってくるということを知っておくと便利です。

宅配会社の料金体系を知る

荷物を送る際に必要になる送料。これって意外に高いと思ったことはありませんか?ちょっとした荷物を箱に入れて送るだけ500円から1000円近くの出費になります。以前は郵便小包しか手段がなく、もっと高い印象がありましたが、今では宅配業者がいくつも登場して競争をするようになったので、その頃よりは安くなりました。
しかし、それでも意外に高いと感じるのは、もしかしたら送料のことをあまり意識せずにダンボール箱を選んでしまっていて、無駄な送料を払っているからかも知れません。それを防ぐためには、宅配会社の料金体系というものを知っておかなくてはなりません。
宅配会社といっても色々あるので一概には言えません、大きく分けて料金体系を大きさと重さで課金するところに分類されます。
これを逆に考えると、重いものの大きさがそれほど大きくならないものを送る場合は大きさで課金する業者、そして大きさはそれほどにならないものの、重さがあるという荷物の場合は大きさで課金する業者を選んだほうがおトクです。
箱が重さに影響を与えることは少ないですが、箱の大きさというのは大きさで課金する業者の場合は大きな影響を与えます。基本的な知識としてはタテ、ヨコ、高さの合計が170cmを超えると急に送料が高くなるということを覚えておくとひとつの目安になるでしょう。

工作用にダンボールを選ぶ

もともとは紙製なので自由に切ることができて、それでいて丈夫。ダンボールのこうした特性というのは、工作の材料として活用するにもピッタリです。それでは、工作用に活用するにあたって、何か留意する点などはあるのでしょうか。
工作に使用する場合に考えたいのは、取り回しの良さです。取り回しが良くないとカッターなどで切りにくいですし、あまり硬すぎると手を怪我したりしそうなので、ある程度の柔らかさがあったほうが安全だと思います。
しかし、工作で作ったものをどこで使用するか、これによってもかなり選択肢は変わってくると思います。ダンボールを使った工作をするとなると、多くの人は学生の頃の文化祭や学園祭を想像されるかも知れません。私も真っ先にそれが思い浮かんだのですが、あの頃はスーパーの裏などから箱をもらってきて、それを再利用するというのが当たり前でした。そうなると工作用だの何だのと選んでいる余裕はなく、あるものを使っていました。
その経験から言えるのは、大きなものを作る時には、やはり厚みのあるもののほうが良いということです。そうしないと自らの重さでクタッとなってしまうので、丈夫さを実現するための厚さが必要です。
逆に小さなものを作る時は薄手のものが最適です。そうでないと細かい造作ができませんし、何よりも厚い素材では小さなものが作れません。

収納用にダンボールを選ぶ

引越しや荷物の発送時に使うという意味では、ダンボールはとてもポピュラーな存在です。これだけ重いものやたくさんのものを入れても平気だということは、他にも色々な使い道が考えられます。
その代表的なものが、収納です。収納といっても、ちょっとオシャレに加工をしてインテリアに使おうというほど大げさなものではありません。単に箱の中にすぐには使わないものを入れて、押入れやクローゼットなどに入れておくという意味の収納です。
これは引越しをしたことがある方であれば心当たりがあるかも知れませんが、引越しをした時に荷物を入れていた箱、そのままになっているものがありませんか?
なぜそのままになっているのかと言うと、すぐに使う用事がないからです。そして、そのまま収納しておくと便利なので、いつまでも引越し業者のロゴが入った箱が大事に使われ続けることになります。
なぜこんなケースが多いのかと言うと、それは引越し業者が用意してくれる箱がとても使いやすいからです。
それならば、引越し業者が用意してくれるようなダンボール箱を探せば良いのです。特に、野菜や果物が入っていたものや冷凍食品などが入っていたものは汚れさえなければ丈夫に作られているのでオススメです。

引越し用のダンボールを選ぶ

一般人が最もダンボールを身近に感じる瞬間というのは、やはり引越しではないでしょうか。もちろん一生のうち一度も引越しをしない人もいますので、そんな人にとってはあまり関係がないかも知れませんが。
引越し業者に作業を依頼すると、それはもうピッタリの大きさではないかと思われるような箱をたくさん用意してくれます。ご丁寧に中身に何が入っているのかという記入欄までありますので、まさに「引越し専用」です。
このような恵まれた状況にある人はいいのですが、自分だけの力で引越しをしようとする場合、どうしてもダンボール箱の手配が大変です。スーパーにもらいに行くといっても、そんなにピッタリのものがたくさんあるわけではありませんし、何度も行くというのも気が引けます。スーパーで手に入るようなもので引越しに使えそうな箱と言えば、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの出荷に使われているものが良いと思います。生鮮食料品と違って汁などが内側についている可能性はありませんし、中身が意外に重いので丈夫です。
次に、目を向けたいのは家電量販店です。家電製品というのは重いので丈夫な箱に入って入荷してきます。配達時にセッティングまでするような販売店だと、必ずそれらの製品が入っていた箱をゴミとして持ち帰ってくるはずです。これをもらうことができれば、引越し準備はバッチリです。

書類保存用のダンボールを選ぶ

事務所などではもちろんのこと、個人の家でもついつい溜まってしまうのが大量の書類。書類は1枚1枚を手に取るだけなら大したものに感じませんが、これが何百枚、何千枚という量になってくると話は別です。
かなりの重量になりますし、“かさ”も高くなります。しかも、重要な書類にもなると1枚足りないだけでも大変なことになってしまいます。書類を整理するための棚などの収納グッズは色々なものが出ています。こういうグッズは最初から書類を整理するために作られているので便利なのですが、書類というのはちょっと油断するとどんどん溜まっていきます。そのたびに新しい棚を買うわけにもいかず、途方に暮れてしまいます。
そこでご登場願いたいのが、ダンボールです。強度も充分ですし、中身と同じ紙を素材としているので相性も良く、大量の書類を良い状態で保存してくれます。
それでは、書類を保存するためにはどんな箱を選ぶべきでしょうか。最も大切なことは、充分な強度があること。そのためには一定の厚みが必要になると思います。
次に、最低限でもA4サイズが入る大きさは必要であるものの、あまり大きなものではないほうが望ましいと思います。できれば小さな箱をたくさん集めたほうが整理もしやすいのではないでしょうか。